予防について

犬のワクチンについて
猫のワクチンについて
狂犬病ワクチンについて
フィラリアについて


犬のワクチンについて


どのワクチンを打てばいいの?
 現在、ワクチンで予防できる病気は、パルボウィルス、ジステンバーウィルス、アデノウィルスI
型ウィルス、アデノウィルスII型ウィルス、パラインフルエンザウィルス、コロナウィルス、レプトス
ピラ・カニコーラ、レプトスピラ・イクテロヘモラジー、レプトスピラ・コペンハーゲニーによる感染
症です。混合ワクチンによりこれらの病気を予防できますが、ワクチンの製剤により予防でき
る病気の数や組み合わせが異なりますので、ワンちゃんのライフスタイル、地域性を考慮して
どのワクチンを打つか検討してください。病気の性質やワクチン製剤のことなどは来院時に詳
しく説明させていただきます。

当院ではアウトラインとして次のようにお勧めしています。
散歩にほとんど出ず室内で生活し他のワンちゃんと交流が無い場合→5種混合ワクチン
普通に散歩に行き、ワンちゃんの友達もいる場合→8種混合ワクチン


いつワクチンを打てばいいの?
子犬の場合
 子犬の場合、母犬からもらう移行抗体や、しっかりワクチンの効果をつけるため生後8週、11
週、14週の3回打ちが基本になります。子犬の誕生日から数えて8週が来たらワクチンを打ち
に病院へ来てください。ただし、ショップから家に来て間もない場合、ストレスの軽減のためま
ず1週間はおうちに慣らせてからにしましょう。

成犬の場合
 ワクチンの効果は1年ほどで弱まってきますので、一年おきの追加接種が必要となります。
ただし、成犬になってから初めて混合ワクチンを打つ場合、ワクチン効果を上げるため、一ヵ
月後に再度接種が必要です。


猫のワクチンについて


どのワクチンを打てばいいの?
 現在、ワクチンで予防できる病気は、猫伝染性鼻気管炎ウィルス、カリシウィルス、汎白血球
減少症ウィルス、クラミジア、白血病ウィルスによる感染症です。混合ワクチンによりこれらの
病気を予防できますが、ワクチンの製剤により予防できる病気の数や組み合わせが異なりま
すので、猫ちゃんのライフスタイル、地域性を考慮してどのワクチンを打つか検討してください。
病気の性質やワクチン製剤のことなどは来院時に詳しく説明させていただきます。


当院ではアウトラインとして次のようにお勧めしています。
完全室内飼育で同居猫も全く外に出ない場合→3種混合ワクチン
外に出る子もしくは同居猫が外に出かける子→5種混合ワクチン
*笠岡は白血病ウィルスやエイズウィルスの多い地域です。外に出る子は必ず5種の混合ワク
チンを接種してあげてください。

いつワクチンを打てばいいの?
子猫の場合
 子猫の場合、母猫からもらう移行抗体や、しっかりワクチンの効果をつけるため生後2ヶ月と
3ヶ月の2回打ちが基本になります。子猫の誕生日から数えて2ヶ月が来たらワクチンを打ちに
病院へ来てください。

成猫の場合
 ワクチンの効果は1年ほどで弱まってきますので、一年おきの追加接種が必要となります。
ただし、成猫になってから初めて混合ワクチンを打つ場合、ワクチン効果を上げるため、一ヵ
月後に再度接種が必要です。


狂犬病ワクチンについて


狂犬病とは
 狂犬病はほぼ全ての哺乳動物に感染し、感染すると100%死に至るという恐ろしいウィルス
病です。日本国内では狂犬病撲滅運動の結果、1957年以降発生はありません。しかし世界
的には年間何万人もの人間の死者が出ています。このような恐ろしい病気が再度日本に上陸
しないよう、日本のワンちゃんみんなで免疫力を高めて再上陸を防ぎましょうという趣旨で、狂
犬病予防注射は法律で生後91日以上のワンちゃんに義務化されています。

いつ打てばいいの?
 子犬の場合、混合ワクチンとの干渉を考慮しなければなりません。まずは実際に日本に存在
する病気を防ぐ混合ワクチンを優先して上記のスケジュールどおり接種し、その後1ヵ月間あ
けて狂犬病予防ワクチンを接種します。
 成犬の場合は、年度に一回のワクチンになりますので、4・月に市町村の行っている集合注
射で接種するか、その時期に動物病院で接種します。ちなみに市町村公認の集合注射の料
金と当院での注射の料金の差はありません。
 (初めて打つ場合 登録料と注射代として5800円、 継続で打つ場合 注射代として2800円)

* 狂犬病についてもっと知りたい方はこちらをクリックしてください。


フィラリアについて


フィラリアってどんな病気?
 フィラリアとは蚊により媒介される細長い寄生虫(フィラリア虫体)が心臓およびその周囲の血
管に寄生し、循環器や肺を障害し、無治療の場合、死に至る恐ろしい病気です。フィラリア症
の子の最後は腹水でおなかがパンパンになり、呼吸が苦しくて苦しくて横になることも出来な
い・・・・と、悲惨な状況になります。都市部ではフィラリア感染率もずいぶん低くなってきました
が笠岡近隣ではまだまだフィラリア陽性犬がたくさんいますので、予防することなく夏を過ごし
てしまうとかなりの確立でフィラリアにかかってしまいますので、必ず予防してあげてください。

ワンちゃんのフィラリア予防
 さまざまなタイプの予防薬がありますが、当院ではお肉タイプ(チュアブルタイプ)の予防薬
第一選択としてお勧めしています。これは嗜好性が高くほとんどの子がおやつ感覚で喜んで食
べてくれます。さらに消化管内寄生虫も同時に駆除でき、一ヶ月に一回の投与でフィラリアを
100%予防できる信頼感があり、さらにコストパフォーマンスにも優れています。もちろんご要望
に応じてその他のタイプの予防薬も揃えておりますので、お気軽にご相談ください。
 予防する時期は蚊によって媒介されるという性質上気温に左右されますので地域により予防
期間が異なります。笠岡近隣では5月中旬から12月中旬の8回の投与が必要とされています。

ワンちゃんのフィラリア予防前の血液検査について
 ワンちゃんにフィラリア予防薬を飲ませる前には必ず、4・5月中に血液検査をしてフィラリアに
かかっていないことを確かめることが必要です。万が一、フィラリア成虫が心臓にいる状態でお
薬を飲ませると、その影響で心臓のフィラリア成虫が死に、血流に乗って肺に詰まってしまい、
重大な副作用を起こしたり、最悪の場合死に至ります。

ネコちゃんのフィラリア予防
 従来フィラリアとは犬の病気という概念が強かったのですが、近年、ネコにも多くフィラリア症
が存在することがわかって来ました。ネコのフィラリア症の特徴として、犬のフィラリア症の様な
臨床症状を出さずに突然死する、確実な検査方法がないということがあります。それ故、飼い
主様にもネコにフィラリア予防という概念が定着しづらい面がありました。また、既に心臓にフィ
ラリアがいるネコちゃんにフィラリア成虫に作用する従来のお薬を投与すると副作用がでるの
で、獣医師にとっても勧めにくい要因になっていました。
 しかし、最近になりよい薬が発売され、それは作用機序の違いから既に心臓にフィラリアが
いても副作用が出ず、確実に新たな感染をブロックし、同時にノミやミミダニ、消化管内寄生虫
も予防するという優れものです。ネコちゃんのノミ予防をされている飼い主様は多いと思います
ので、出来ればフィラリアも一緒に予防できる当院のお薬を使ってあげることをお勧めします。




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